2022年東京大学入試分析(数学)

こんにちは。数ラボ講師の横谷です。
今回は2022年度東京大学の入試数学の所感です。

✤文科(文系数学)
昨年よりも難化しました。
問題ごとの難易度の差は小さくなりましたが、それは簡単に完答できる問題がなくなり、どれも一定のレベル以上の難易度になったということです。例年に比べ、苦戦した受験生が多いのではないかと感じています。計算量も多く、記述のしにくい問題が多かったです。量と質の両方における高い数学力が必要です。
出題範囲は東大頻出の図形と式・整数(数列)・微分・確率(ベクトル)から出題されていました。

✤理科(理系数学)
こちらも難化しました
今年は記述がしにくい問題が特に多く、答案作成に時間がかかってしまう解きにくい問題が多かったと思います。また、正答への流れが見えても、結論に至るための計算が重く、受験生としては常に気の休まらない問題でした。
出題範囲は5年ぶりに【確率】が復活して、
図形(2次関数)、整数(数列)、微積、確率(ベクトル)といった東大頻出の分野でした。


文科・理科問わず非常に高いレベルでの数学力が要求されています。

今後の学習対策としては、
・典型的な問題を全分野もれなくこなす
・初見の問題に対してしっかりと考え込む習慣
・道筋が見えた問題をきちんと解ききるという習慣
・正しく結論が出せる計算力
・正しく表現する記述力

以上のことを意識しなければいけません。
東大に限らず難易度の高い大学の数学に対応するために必須の項目となります。

上記の項目全ての習得を実現するべく全力で指導していきます。 


新高1向け説明会
3月26日(土)16時~17時
3月27日(日)10時~11時 13時~14時
高校の勉強で最高のスタートを切るために必要なことについてお話しいたします。
 
新高2、高3生向け説明会
4月2日(土)18時~19時
4月3日(日)10時~11時 13時~14時
昨今の大学入試状況と志望校合格へ向けた具体的な取り組みについてお話しいたします。
 
お申し込みは以下のリンクからよろしくお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe9vQ2he9l8cVIva_NSwN1kA0IsCw6wJmPNm1yzMSmq63zK4Q/viewform?usp=sf_link


 
★★春期講習もぜひご参加ください★★
【春期講習日程】セプト(英語)・数ラボ(数学)・リード(国語)




0