舟根のBücherregal

こんにちは、数ラボの舟根です。

本日は,皆さんご存じの『チャート式シリーズ』から
『チャート式代数学 復刻版』
『チャート式幾何学 復刻版』
を紹介したいと思います。

帯を見て頂けるとわかると思いますが,
昭和4年に出版されたものの復刻版です。

大学受験数学の参考書の原点と言えるのではないでしょうか。
「チャート」という考え方の独創性がうかがえます。
これが本当のオリジナルだと思います。
当時の受験生から圧倒的な指示を受けていたことが納得できる内容です。
入試の採点者のコメントや模範解答も載っていて面白い。
かなり読者側に委ねられているところもあって,
試練(今でいう練習問題)には解答が載っていないものもあり,
自由度があって良いです。
あと,チャート式もハードカバーが趣があって良いですね。

そして,私にはやっぱり幾何が楽しいです。
現在の大学受験数学では,こんなにたくさん幾何に触れる機会もないでしょう。

最後に,幾何の話を少し。

幾何の問題で,補助線が引けなくて,
問題が解けなかった(証明できなかった)経験が
ある方もいるのではないでしょうか。

チャート式の場合は「〇〇のときは,〇〇する」というような形になるところです。

そんな補助線を「どのあたりに引くといいの?」という問いに対しては,
3月のライオンの桐山零君が模範解答(?)を示してくれています。

それがこちら。

「まず一番さびしそうな所に引いてごらん?」

う~ん。わかるような,わからないような。

役には立たないかもしれませんが「さびしいところに補助線」で覚えておきましょう。

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